『悲しみと喜び』
人は誰でも「悲しみ」を嫌い、「喜び」を求める者だと思います。
そのためでしょうか、
人は「悲しみ」と「喜び」を対立するものとして考えることが多いと思います。
しかし、実際には「悲しみと喜びが共存している」とか、
「悲しみから喜びが生まれる」ということがあります。
例えば、大切な人との別離という悲しみの中で、
共に悲しんでくれる人の存在に励まされ、喜びが生まれると言うこと。
或いは、迫害が続く中で、回心者が生まれると言うこと。
12/15の祈祷会では、使徒9:1~19から学びましたが、
ダマスコにいた主の弟子アナニアは、迫害者サウロに会うことを恐れていました。
しかし、主の命令に従って行動し、サウロの回心を目撃しました。
悲しみの中にも喜びがあること、
何より「主が共におられること」を心に刻みましょう。
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